こんにちは!
お問い合わせの多いプラダのナイロンバッグの色あせ修理の作業内容をご紹介させていただきます。
プラダのナイロンバッグに関しては、カビやシミなど汚れに関しての問題も多くお問い合わせをいただいております。
カビやシミなどの汚れはクリーニングで対応させていただきます。
ですが今回は、クリーニングなどでは対処できない色あせや、変色してしまった場合の対応といたしまして、バッグの染め直しの事例を紹介させていただきます。
①黒のナイロンを黒へ染め直し
まず、最も多いのがプラダのナイロンの黒が白っぽく色あせてしまった場合です。
この場合は、かなり汚れもあったので洗浄してからの染め直しになります。
もともとの傷は残ってしまいますが色は濃く戻すことができました。
② 元の色へ染めなおし
次はダークブラウンカラーを元の色に染め直した事例になります。
こちらは元はダークブラウンでしたが緑色に変色してしまったものになります。
これは、 プラダのナイロンバッグの色褪せや変色の修理では多いトラブルの事例になります。
原因は縫製する際に使用する接着剤が劣化してしみだしてしまうことによるもののようです。
元のダークブラウンへ染め直しを行いました。
元の色への染め直しは染料の関係でできない場合もございます。
実際にできるかどうか一度お問い合わせいただければと存じます。
③黒へのカラーチェンジ
続いて、違う色から黒へ染め直してしまうという方法もございます。
こちらもかなり汚れや退色がみられる状態です。
こちらは汚れがかなり蓄積されていましたので、汚れを落としてから染め直しさせて頂きました。
ナイロン部分だけでなく革部分も黒へ染め直させて頂きました。
④ピンクなどの淡い色
続いて、色褪せというより変色しているものが多いですがピンクの事例となります。
変色がひどいものなどは淡い色ですとなかなか染まらない為、無理やり黒に染めたりという場合もございますが、このくらいの白っぽく色が抜けているような状態の場合はピンクへの染め直しも実績がございます。
このように全体をピンクで染め直させて頂きました。
注意点としましては淡い色になるほど光沢のないマットな雰囲気になってしまう。
元に近づけることはできますが同じ色にはなりません。
また、変色などの部分が染まりきらずムラになる可能性がある。
同じピンクでも変色が激しいものなどは黒に染め直したりする場合もございます。
このようなデメリットもございますがどうしても元の色を活かしたいというような場合はご相談いただければと存じます。
以上が プラダ ナイロン 色あせ 修理 の事例となります。
このような事例以外でもご要望にはできる限りそわせていただきます。
また、オンライン、LINEからの問い合わせ、ご依頼も承らせていただきます。
何かございましたらお気軽にご相談くださいませ。
8年前に購入したPRADAのバックパックですが汚れがとれなくて
染めてもらう金額教えてもらえますか
山名 様
お問い合わせいただきありがとうございます!
ものによっては染め直しできない色などもございますのでお写真を下記メールアドレスへお送り頂けますと詳しくお答えができるかと存じます。
info@devils-repairman.com
参考までにお見積りは大きさで変わりまして、
縦x横x奥行きの3辺の長さの合計が、
(S)41から65cmまでが13.200円、
(M)66から85cmまでか16.500円、
(L)86から104cmまでが22.000円
となります。
何卒宜しくお願い致します。